北タイのきのこ

ヘット・コーン (シロアリタケ) ( เห็ดโคน )

和名 : シロアリタケ類
英名 : Termitomyces Mashroom (シロアリタケ)

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 「ヘットコーン(シロアリタケ)」は、じめじめ雨も峠を越えた7,8月ころ「アリ塚」のあるところなどに出る。

 たまにしか見つからないということもあってか、高級キノコとみなされている。

ひとたび「ヘット・コーン」に遭遇すると、ひとつふたつだけということはなく、1ヶ所で十分、「おかず」になるほどたくさん見つかることが多い。

 日本の「舞茸」と同じで、これを見つけると、狂気乱舞して喜ぶ。

 味も食感も、「舞茸」に似ていて、日本料理風の「澄まし汁」にすると、最高である。

 「ヘット・コーン・デーン」、「ヘット・コーン・ダム」など、何種類かあるが、中には、長さが30cm以上にもなるジャンボ・サイズの種類もあるようだ。








 「ヘット・コーン・ダム」











 「ヘット・コーン・デーン」




 これは、わが家の竹やぶの中に発生した「ヘット・コーン」。
 あまり、まとまって出ないのが難点。






 これも、「ヘット・コーン・カオ・トーク(เห็ดโคนข้าวตอก)」と呼ばれている「ヘット・コーン」の一種だそうですが、竹の根に寄生しているのではないかと思われ、もしかすると、まったく別の種のキノコかも。

 こちらは、ゾクゾクとまとまって発生するのですが、非常に小さいキノコで、マイナーな「ヘット・コーン」のようです。

 食味は、「エノキ」に似ています。