タイ語・ちょっとだけ



 2.  品詞

  2-6 連結詞 (接続詞)
  คำสันธาน  ( カム・サンターン )


คำสันธาน  ( カム・サンターン ) : 連結詞  (接続詞) というのは、
2つ以上の 語 ( คำ )、 または、文 ( ประโยค ) を 連結สันธาน ) して、ひとつの文を構成するための語である。

 たとえば、

   ถ้า    ( もし 〜 ならば 〜 : 仮定接続 )、

   แต่ทว่า ( しかし : 反意接続 )、

   เพราะ  ( なぜならば : 理由接続 )、

   และ   ( 〜 と 〜 : 単純並列接続

 などがあり、


     ฉัน และ น้องไปโรงเรียน  ( 私 と 妹は、学校へ行きます。)

   のように使用される。


接続詞 は、その役割から、次の2種類の形態に分けられる。


(1) 語 と 語 、または 文 と 語 の連結

  ฉัน กับ น้อง  ( 私 と 妹 )

  ฉันไปโรงเรียน กับ พี่   ( 私は学校へ行きます、姉と一緒に )

余談 ) พี่、 น้อง は、ともに男女にかかわらず使用される言葉で、 น้อง は、妹かもしれないし、 พี่ は、兄かもしれない。
性別を言い分ける場合は、 น้องชาย ( 弟 )、 น้องหญิง ( 妹 )、 พี่ชาย (兄)、 พี่หณิง ( 姉 )のように言うが、  พี่ชาย (兄)、 น้องชาย ( 弟 )にくらべると、
พี่หณิง ( 姉 )、 น้องหญิง ( 妹 )のような言い方は、滅多に使われないようで、性別を明示しない場合は、 であることが多いのかもしれない。


(2) 文と文の連結

連接の性状のちがいから、次の4種類にわけられる。

  @  順接 ความคล้อยกัน

        ก็             ( もまた 〜 )
        เพราะ 〜 จึง   ( 〜 なので 〜 )

            เพราะ ฝนตก ฉัน จึง ไม่ไปโรงรียน
             ( 雨降りなので、私は学校へ行きません。)


  A  背反 ความแย้งกัน )、不一致 ไม่ตรงกัน

        แต่  ( しかし 〜 ; だが 〜 )

           ฉันจะกิน แต่ พี่จะเล่น
           ( 私は食事をしますが、姉は遊んでいます。)


  B  選択 ความให้เลือก

        หรือ  ( 〜 または 〜 )

           เธอจะเรียน หรือ เธอจะเล่น
           ( あなたは勉強するんですか、それとも、遊ぶのですか。 )


  C  理由 เหตุผลแก่กัน

        เพราะฉะนั้น  ( それ故に 〜 )

           เธอไม่ตั้งใจเรียน เพราะฉะนั้น เธอจึงสอบตก
           ( あなたは、身を入れて勉強しなかったので、試験に落ちたのです。)