ランナー・タイの竹・たけのこ

竹の分類のしかたには、諸説があり、なかには、「イネ科」とは独立させて「タケ科」とする説もあるようですが、花や種子の形態は「イネ」によく似ていることなどから、「イネ科」とする説が主力のようです。 　異説が多いためか、「竹」の学名は、「シノニム（同義の学名）」を持つものもたくさんあるようです。 　学名など、複数の資料を参照しているため、齟齬があるかもしれません。ご指摘いただけるとありがたいです。 　北タイ地方で見られる「竹」のほとんどすべてが、分類学上は「タケ」のなかまではなく、厳密には、「ササ」のなかまだそうで、「Tropical Bamboo」といって、熱帯、亜熱帯の「竹」には、　この種類のものが多いようです。（最近は、「タケ属」と「ササ属」をあえて区別しない方向にあるようですが・・・） 　「竹」を生活に利用している人たちにとっては、「タケ」でも「ササ」でも、どうでもいいことで、それぞれの竹の種類ごとに、利用の仕方などもさまざまなようです。 　竹の用途については、後日、改訂追加する予定です。 　　左の写真は、「マイフオックデーン」です。 　　　このあたりで見られる竹は、ほとんどが、地下茎が極端に短いか、または、ほとんどない竹で、「株立ち」をしております。韓国などの民族舞踊に、長い羽のような飾り物を頭上につけて踊るものがありますが、遠目に竹を見ていると、そんなものを思い出してしまいます。 　日本の竹薮のイメージからすると、「株立ち」になっている「竹」は、ちょっと異様に見えることがあります。 　　　左のバナーをクリックすると、 渡邊政俊さんの、　「Bamboo Home Page（It's wonderful life　）」　のページへジャンプします。 渡邊さんはベテランの竹学者で、「日本の竹」、「世界の竹」など紹介しておられれます。

北タイの竹

ノー・ワーンの栽培

街道筋のたけのこ屋台

ノー・ライ

ノー・パイトン

マイ・サーン・カム ( ไม้ซางคำ ) Bambusa 属	パイ・ナムタオ ( ไผ่น้ำเต้า ) Bambusa 属	マイ・カオラーム ( ไม้่ข้าวหลาม ) Cephalosatachyum 属
パイ・ボン・カーイ ( ไผ่บงคาย ) Gigantochloa 属	パイ・ポ ( ไผ่เปาะ ) Gigantochloa 属	パイ・ライ・ロー ( ไผ่ไล่ลอ ) Gigantochloa 属

タイの竹　　一覧表

※　背景色がピンクのものは、現在のところ、当地では未確認の種類です。