オレンジ (ソム・チェン)

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消毒いっぱいの「ソム・チェン」

オレンジ (ソム・チェン)(ミカン科)
 Citrus sinensis Osbeck

 
(タイ) ソム・シェン、ソム・キィエン
(中) 甜橙
(英) Sweet orange


インド・アッサム地方の亜熱帯原産。
バレンシア・オレンジ」と近縁。樹高3,4mの小木。
 「オレンジ」のなかまは、原産地のインド北東部から、
中国に渡ったあと、世界中の亜熱帯、温帯地方に広まったものらしい。
 その間、「バレンシア・オレンジ」などのように熟すと橙色になるものや、「ソム・チェン」のように緑色のものなど、数多くの変種が生まれたものらしい。
 「ネーブル・オレンジ」も同じなかま。

 熱帯地方などで柑橘類が、熟期に緑色が濃くなる現象を、「回青」というのだそうである。
             参考 「 熱帯のくだもの 」 ( 吉田よし子著 )

 タイでは、青い柑橘類が良く目に付く。
見ただけで、さぞかし「酸っぱい」だろうと、「つば」が出た。
 ずっと以前のことだが、バンコクの知人の家でいただいたオレンジが、「ソム・チェン」だと知って、あらためて熱帯って変わったところだなあと、変なところに感心。

 中国あたりからの輸入品なのか、タイでとれるのかは、定かではないが、昔から売られているところを見ると、国内でもとれるのだろう。

 年中暑いタイでは、柑橘類の多くが、殺虫剤などの薬剤を使用しないと、売り物になるようなものがとれない。
 表皮が白くなっているのは、農薬にちがいなく、残留農薬には、くれぐれも注意する必要がある。

 柑橘類に限らず、比較的最近になって、外国から導入された果物類は、注意しないといけない。

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中身は、味も見た目も、「オレンジ」そのもの