サポジラ (ラムート)



これが、チクルの木です。

サポジラ (アカテツ科)
Achras zapota LINN.
 

(タイ)  ラムート・ファラン
(英)   Sapodilla、Zapote、Chicle tree


 中南米の原産。樹高、15m前後。 熱帯果樹としても有用であるが、中米諸国では、チューイン・ガムの原料、チクルを採取するために栽培している。

 果実は、茶色で卵ほどの大きさである。通常は、完熟前に収穫し、後熟させて食べる。
食味は、少々ザラ着く感じがするが、黒砂糖のように甘く、味は「熟し柿」に似ている。

 果実にも、微量ながら「チクル」が含まれており、食べたあと「入れ歯」などに付着することもある。
   参考「東南アジアの果樹」(農林統計協会刊)
 我が家でも、裏庭に植えてあったが、数年前に枯れてしまった。
 木は小さくても、たくさん実をつけ、手のかからない木だと油断していた。環境が適していなかったのか、「カイガラムシ」の大繁殖で、消毒もしなかったため、残念なことをした。

 そもそも、うちのかみさんは、「アルコール臭さ」が、気に入らないと云って、口にすることはなかった。
自分の好みの果物ではないということで、枯れるに任せていたのかもしれない。

 タイで、「チクル」を採取しているという話は聞いたことがないので、もっぱら、「くだもの」としての栽培しか行われていないのではないかと思う。

 柿の種によく似た種子には、微量の「青酸カリ」が含まれていて、有毒だそうだが、樹皮とともに薬用に利用されるらしい。



市場で買ってきた「ラムート」