ピンポンノキ (カオラット・タイ)



実の落ちたあとの殻

ピンポンノキ (カオラット) (アオギリ科)
    Sterculia monosperma VENTENAT
    (旧名) Sterculia nobilis SMITH.
 

(日本) ピンポンノキ
(タイ)  カオラット、カオラット・タイ
(中国) 頻姿(ピンポー)
(英)   China chestnut


 中国大陸南部原産。樹高10m前後の高木。
種子を食用又は、薬用と利用するために、広く東南アジア一帯で植栽されている。

花は、花弁がなく、花のように見えるのは、萼(がく)で、釣鐘型の、面白い形をしている。果実は長径3〜5cmの卵形。
落果したあとの深紅の殻は、遠目に見ると、花のようである。
     参考 「東南アジアの果樹」 (農林統計協会刊)
 以前、チェンライの中央市場の近くで、「銀杏(ぎんなん)」を見つけて、大喜びしたことがある。
 タイにも、「茶碗蒸し」に似た料理があり、これで、美味しい「茶碗蒸し」が食べられると・・・。

 ところが、近づいて、よくよく見ると、「ぎんなん」より大きめで、別物のようだった。
 そのときに見たのは、実は、この「タイ栗」の外皮を剥いたものだったことがわかり、ちょっとがっかり。

 中国原産ということか、華人系の家の庭によく見られる木で、普通は、焼いたり、蒸したりして食べるのだそうだが、甘味がほとんどなく、栗とは程遠い。

 ただ、ものの本によると、「銀杏」の代用にはなるらしいので、いつか、「茶碗蒸し」を試してみるつもり。

 中国では種子を「風眼果」と称して、「虫下し」にも使うらしいが、アルカロイド成分があって、過食すると小児は、鼻血を出すことがあるらしい。



これが、タイの 「 栗 」 です



「ピンポンノキ」のきれいな写真が、以下のページでご覧いただけます。
http://www.sunfield.ne.jp/~ameisei/pinnpo.htm
 (群馬・碓氷川クリーンセンターの熱帯植物園のページ)