パッション・フルーツ (サワロット)



まだ、未熟

パッション・フルーツ (トケイソウ科)
Passiflora eduis SIMS.
 

(タイ)  サワロット、リン・マンコン(龍の舌)
(日本)  クダモノトケイソウ
(中国) 百香果、西蛮果
(英) Passion fruit


 ブラジル南部の原産。「パッション」というのは、「情熱」という意味ではないのだそうです。
 新大陸発見後、南米に渡った宣教師が、この果樹の花から「キリスト」受難の姿を連想し、PASSION(受難)の花と命名したのが、始まりだそうです。
 蔓性の果樹で、花の形が独特で、「時計」の文字盤に似ていることから、「トケイソウ」とも呼ばれています。
虫媒花で、花粉を媒介する虫のいないところでは結実しません。
      参考「東南アジアの果樹」(農林統計協会刊)
 蔓性の果樹で、農園などでは、高さ2mほどの「ブドウ棚」風に仕立てられていますが、我が家では、手をかけないため、勝手に近くの木によじ登り、10mあまりの高さになっています。
「パッション・フルーツ」は、熟して木から落ちたものを収穫するので、木が高くなっても困ることはありません。
まだ、木になっているうちは、酸味が強く、「レモン」代わりに使うのならともかく、くだものとしては、食べられません。
 魅惑的な香りの「くだもの」で、ミックス・ジュースなどの「香り付け」に使われているようです。
酸味のもとは「クエン酸」で、疲労回復に役だつそうです。また、「パッション・フルーツ」には、「葉酸(ビタミンの一種)」が、非常に多く含まれていて、「貧血」などに効くそうで、「健康食品」のひとつと考えてもいいらしいです。

 外皮が黄色に熟するものと、紫色のものがあります。
 このあたりでの呼び名は「サワロット」で、「パイナップル(サパロット)」と聞き違えそうです。



サワロット(パッション・フルーツ)



パッション・フルーツの花  (クダモノ時計草)

『庭の花樹』(タイ語)より転載