バンレイシ (ノイナー)



もうすぐ、食べごろ

バンレイシ (バンレイシ科)
Annona squamosa Linn.
 

(タイ) ノイ・ナー
(中国) 蛮茘枝(バンレイシ)、釈迦頭、仏頂果
(英) Sugar apple or Castered apple


 近縁種に「チェリモヤ」など、70種近くある「Annona属」のくだもので、原産地は、中南米。果実は、いずれも、「松かさ」状のかわった形をしている。
 とりわけ。この「ノイ・ナー」は、仏頭の「螺髪(らはつ)」を思い起こさせる珍しい形の「くだもの」である。

 樹高5mあまりの中潅木で、果実の大きさは、直径10cmほどの卵形。集合果。
 果肉は、甘みも強く香りもよいが、種子が多いこととやや舌にザラザラ感のあるのが難点。
      参考「東南アジアの果樹」(農林統計協会刊)
 日本では、見かけない奇妙な形のくだものです。
やや虫害はあるものの、栽培に手間のかからない「くだもの」で、季節になれば、どこの市場でも見かけることが出来ます。
 未熟の果実の外見が「チャカパット種のリンチー」に似ているため、「バンレイシ(蛮茘枝)」というらしいです。
 舌にざらつく感じのする甘い果肉で、繊維質が多いのと、種ばかりといった感じで、それほど好きなくだものではありません。


 下の写真は、近縁種の「トゲバンレイシ」ですが、
味や香りは、「トゲバンレイシ」の方が勝るようです。
 かすかに酸味のある、パイナップルりんごバナナをミックスしたような味で、日本人の口にはあうかもしれません。
 「トゥリアン・ケーク (外国のドリアン)」と呼ばれ、タイでも珍しいくだもののようです。
 「トゲバンレイシ」は、近所からの「到来物」で、我が家には植えてありません。



食べごろのノイ・ナー




トゲバンレイシ
学名 : Annoma muricata Linn.