ランブータン (



まだ、ちょっと未熟

ランブータン (ムクロジ科)
Nephelium lappaceum Linn.
 

(タイ)  ンゴ
(中国) 紅毛旦、毛龍眼
(英) Rambutan


 「リンチー」、「ラムヤイ」と同属のくだものである。
原産地は、マレー半島。樹高は、10m前後。
 学名の「Nephelium」も「lappaceum」も、 「ゴボウ」に由来する言葉だそうだ。果実の形が、ゴボウの種子(総苞)に似ているかららしい。

 赤と緑の原色の柔毛のある果皮をむくと、ブドウに似た半透明の果肉があらわれる。甘さも酸味も、物足りないと思われるほど上品な味である。果肉と種子が分離しにくく、食べるのに一工夫が必要である。

 最近は、もっぱら「ロンリアン(学校)」という品種のものが出回っている。どこかの学校の庭に植えられていた木から、広まったものだそうだ。
      参考「東南アジアの果樹」(農林統計協会刊)
 赤と緑の派手な「イガグリ」を、初めて店頭で見たときの奇妙な「驚き」は、誰もが経験するのではないだろうか。毒々しさを感じさせる、色と姿である。
「ここは熱帯、異国」と感じさせてくれる「くだもの」である。

 市場から買ってくる「ゴ」は、上品だけど、ちょっとものたりないといった感じの味であるが、もぎたての新鮮なものは、かなり高級な(?)「くだもの」である。
 種子が果肉にしっかりとくっついていて、食べにくいのが難である。種子は、噛むと苦味があるので注意。

 缶詰の「ゴ」は、たねを除いた果肉の中に賽の目の「パイナップル」が、はさんである。
 夜行バスの社内サービスに、この缶詰が出されていたが、今でもこのサービスはあるのだろうか。

 値段も手ごろで、子供たちには人気の「くだもの」で、我が家の庭にも、数本植えてある。
 今年は、庭の「ゴ」が、数十個の実をつけた。



ランブータン