マコーク・ナーム
|
マコーク・ナーム
(ホルトノキ科) Elaeocarpus hygrophilus Kurz. (タイ) マコーク・ナーム、サラピ・ナーム (英) Ceylon olive、Wild olive インド、セイロンあたりの原産らしい。 樹高、7m前後の常緑小高木でよく分枝する。 果実は、3cmほどのラグビー・ボール形で、果肉は緑白色。渋みのあるかなり酸っぱい味のくだものである。 酸味は「クエン酸」で、ビタミンA、Cが豊富だそうだ。 タイ名の「マコーク」というのは、「オリーブ」のことである。湿潤な土地を好み、果実が「オリーブ」に似ているため、「水オリーブ」と呼ばれている。 参考「東南アジアの果樹」(農林統計協会刊) |
「唐辛子塩」をまぶして、生食することもあるが、通常は「ドーン」といって「ピクルス」にして供される。雨期の終わり頃から、街中の屋台などでも売られている。 疲労回復や産後のご婦人の栄養補給にいいらしい。 個人的には、好みのくだものではないので、口にすることはめったにない。我が家の養魚池の周りには、30本ほどの「マコーク・ナーム」が植えてあるが、年によっては、1万バーツ近くの収入になったこともあるが、果物の種類も漁も豊富になったてきたためか、この数年は、引き取り手のなく、一銭にもならない。かつては、タイ人の人気のくだもののひとつだったのだが、気の毒である。 ただし、我が家の「マコーク・ナーム」は、雨期に「ヘット・ハー」という高価な「きのこ」が、この木のまわりで採れ、こちらの方がより重要である。毎年、確実に1万バーツ以上の収穫が見込める。 「バンコク」の名の由来は、「バーン・コーク」、つまり、「コークの木のある村」ということだそうだが、この「マコーク」とは、別の木らしい。 |
|