マカーム (タマリンド)
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マカーム
(ジャケツイバラ科) Tamarindus indica Linn. (タイ) マカーム (中) 酸果樹、羅望子 (英) Tamarindo、Indian date アジアから北アフリカの「熱帯サバンナ気候」の原産。 樹高25m、幹周り8mほどになる大樹。 優雅な樹姿で、街路樹にとして植えられることもある。 雨期初めに開花し、完熟するのは、翌年初め頃になり、12月、1月頃雨が多いと、果肉にカビが生えたり、腐敗して収穫にならなくなる。 「Tamarindo」の名は、「ナツメヤシ」に由来する。黒砂糖様の果肉が、「デーツ」に似ているかららしい。 古来、強い酸味の果肉は、調味料として使われ、熱帯地方にあっては、最重要植物とされ,「カレー料理」などによく使われる。 材は、白く、きめが細かいので、「まな板(輪切り)」や、「臼」などに加工される。 参考「東南アジアの果樹」(農林統計協会刊) |
完熟した、甘味種(マカーム・ワーン)の果実は、お菓子代わりに供される。パリパリの皮をはがして、食べるのだが、果肉の量の割には種子も大きく、筋様の繊維が果肉に絡み付いていて、食べにくい。 完熟した酸味種の果肉は、握りこぶし大の団子にして、調味料(「マカ−ム・ピアッ」)として販売されている。 タイ料理の酸味は、「マカーム」が使われることが多い。 非常に酸っぱい、未熟の果実を、唐辛子塩や「ナム・プラー」をつけて、鞘(さや)ごと食べることもある。また、種子は非常に硬いが、炒って豆のように茶菓子代わりに食べることもある。 「マカーム」の酸味の主成分は、ぶどうなどと同じ「酒石酸」、「クエン酸」である。そのほかにも、「チアミン」、「カルシューム」などが豊富な健康食品で、疲労回復に即効性があるらしい。 |
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