パ・サリット
オスプロネムス科
(Osphronemidae)
学名 : Trichogaster
pectoralis, Smith
英名 : Snake skin gourami
泰名 : パ・サリット
北泰名 : パ・サリット
日名 : 不詳
体長 : 25cm
「キノボリウオ亞目」。
「パ・レート」などと同じ仲間で、口の下に2本の長いひげを持っている。
写真は、市場でよく見られる、干物になった「パ・サリット」である。
頭をとった長さが15cm前後のものが、多いようである。
チェンライでは、沼地でたまに見かけられるだけで、干物になって売られているものは、すべて養殖魚と思ってまちがいない。
この魚の干物を焼いたものは、泥臭さが鼻につき、好きにはなれない。頭をとりのぞいて売られているのがふつうである。
やはり、タイ人にとっても臭いは気になるのかもしれない。
スパンブリ県のものが美味しいらしいが、泥臭くないものには出会ったことがない。
外国では、観賞魚として飼育されているようである。
「サリット」とというのは、隠語で女性性器をさすのだそうで、「パ・バイ・マイ(木の葉魚)」と呼ぶ人もあるようである。