ビックリグミ (マロート)




ビックリグミ (グミ科)
Elaegnus multiflora Thunb.
 

(タイ)   マロート
(中国)  茱萸
(日本)  ビックリグミ (ナツグミの一種)
(英)    Goumi、 Silverberry


 日本列島の原産
 樹高5mほどで、鋭いトゲのある蔓状の枝を下垂する。
 (日本列島の)山野にも自生するが、庭木として植えられていることが多い。

 光沢のある葉の裏面は、薄茶がかった銀色。2〜3月ころ、かなり大形の液果をつける。果実には渋みがあるが、完熟したものは甘みもまし、生食することが出来る。
 薬効ある果実酒として利用されることもある。

      参考 「牧野日本植物図鑑」(北隆館刊)
          「園芸大百科事典 4」(講談社刊)
 「グミ」の原産地が、日本だということは、調べてみるまで知らなかった。遠い昔のことだが、わが家の狭い裏庭に、「ナワシログミ」の木があり、とって食べたことを思い出す。トゲのある枝を繁茂するなどして、縁起のいい木ではないということで、いつしか切られてしまったようだ。

 日本にも「ビックリグミ」という大粒の「グミ」があることは知ってはいたが、当地の「グミ」の実の大きさには、さすがに「ビックリ」した。

 「グミ」の果実は、「液果」といって、熟すと大変傷つきやすいため、「くだものや」の店先に並ぶことは、まずないことと思われる。

 シブ柿のような渋味のある「くだもの」だが、陽当たりの良い場所で育って完熟したものは、甘みも多く、生食に耐えられる。 酸味、渋味のあるものは、塩や「ナンプラー」をつけて食べるようである。