グァバ (クイカー)



花と未熟な果実

グァバ (クイカー) (フトモモ科)
Psidium guayava Linn.
 

(日本) バンザクロ、バンジロウ
(タイ)  ファラン
(中国) 蛮石榴 (バンジロウ)  (英) Guava


 地味を選ばず栽培が容易で、広く熱帯、亜熱帯で植えられている熱帯アメリカ原産の果物。「バンザクロ」などと呼ばれているが、樹姿は「サルスベリ」に近い。
 樹高は5m前後で、果実の形は、球形もしくは卵型で、大きさは、品種によって異なるが、ゴルフボール大からソフトボール大まで。成熟した果肉部分は、白色、黄白色、紅色などさまざま。ビタミン、ミネラルに富み、健康食品とされているが、ゼリーのベースとして、ほかの果物のゼリーを作るのにも利用される。
           参考「東南アジアの果樹」(農林統計協会刊)
 クイカーは、虫も野鳥も大好物のようだ。
 野鳥の糞から生えた苗が、庭のあちこちから芽を出す。木にも果実にも、虫がつきやすい。
 「万病の薬」だそうだから、薬だと思って食べているのかもしれない。
 クイカーは皮ごと生まで食べる。そのためか、市場などではタイのくだものにしては珍しく、ひとつづつ紙に包んで売られていることが多い。
 トロッと口の中でとろけるくらいに熟したものは、とてもいい香りがして甘く、おいしい果物なのだが、完熟したものはタイ人にはあまり人気がないようだ。
 完熟のクイカーは市場で買うのはほとんど不可能。青い硬いものが好まれ、タイ人は唐辛子入りの塩などをつけて食べる。 未熟なマンゴーなども塩をつけて食べるが、「スイカに塩」はタイ人にとっては意外らしい。



大玉品種のクイカー


最近出まわりはじめた種なしの新品種

たねなし


グアバについては、下記のページに詳しく紹介されています。
   http://www.mulberry.jp/about_guava.html (有限会社 海連)