ローズ・アップル (チョンプー)

ローズ・アップル

ローズ・アップル

ローズ・アップル  (フトモモ科)
Syzygium aqueum.   

(タイ) チョンプー
(日本) ジャワフトモモ
(中国) 連霧 (リエンプウ)
(英) Rose apple、 Wax jamboo、 Java apple


 マレー半島、アンダマン諸島の原産といわれている。
 樹高15m前後の開帳性の中高木。庭園樹として植えられていることも多い。
 果実は、先端が少しペシャンコになった西洋梨形。果皮が半透明の艶のある種類もある。
種子の不形成種は、挿し木、取り木などで繁殖。

 参考 「東南アジアの果樹」 (農林統計協会刊)

 タイ語の「ピンク」も、カタカナで書けば「チョンプー」になるが、果物の「チョンプー」は語尾の「プー」の部分を尻上がりに発音しなければならない。声調など、かなりいい加減な小生のタイ語は、頻繁に誤解される。


 わが家の「チョンプー」は、15年あまり前に苗木を買ってきて植えたのが始まりだが、その後、挿し木で殖やしたものもあって、大木が2本ある。

 「ペット(ダイヤ)種」といって、普通に見られる種類である。黄緑色のツヤツヤした果実で、熟すにしたがって、先端の方から赤みがかかってくる。


 皮ごと食べる味は、かすかに酸味がかった上品な甘さの香りのいい「くだもの」である。なんといっても、サクサクした歯ごたえが、チョンプーの特徴。
タイの子供たちには、比較的人気がある「くだもの」だが、わずかに薬臭いところがあったりして、日本人には人気がないかもしれない。

 参考にした『東南アジアの果樹』(農林統計協会刊)には、「良果ではないが、樹姿果実ともに庭園樹として美しく、観賞価値が高い」」と書かれている。さも有りなんという感じがしないでもない。

 同じ「チョンプー」でも、果実の大きさ、色あい、味など、さまざまな変種があるそうである。


 以下に、「ペット種」以外の、「チョンプー」の仲間の「くだもの」を紹介しました。



         そのほかの チョンプーの なかま





タプティム・チャン(月のルビー)

 学名 は、「ペット種」と同じ。

見た目が華やかであるほかは、「ペット種」と変わらない。









チョンプー・マミォウ

 学名 : Syzygium malacceensis LINN.
 英名 : Malay Apple

上記の普通の「チョンプー」と比べると、やや小ぶりで、形も果実の肌も異なる。もっとも、大きな違いは、果実の中に大きな種子が1個あることである。したがって繁殖は、実生によることが多い。
 味は、「チョンプー」と大同小異だが、サクサク感がやや少ないかもしれない。





チョンプー・サーレーク

 学名、英名 ともに、「チョンプー・マミォウ」と同じ。

 果実は、かなり小形で、種子も非常に小さいほかは、「チョンプー・マミォウ」と同じ。